2020.02.24 公演の報告

有斐斎弘道館再興十周年記念公演「勧進・新淇劇」

2月24日の有斐斎弘道館再興十周年記念公演と祝賀会。私の人生の転機となる一日となりました。日中の勧進「新淇劇(しんきげき)」にご来場の皆さま、そして、祝賀会にご参加の皆さま、ありがとうございました!

篠笛・玲月流の門下生のみなさんも沢山ご来場いただきました。

夕刻からは祝賀会。

僕の心強い仲間、畏友の前田さん、河合さん、植木さん、宮下さんは祝賀会に駆け付けてくれました!香織さんも裏方でお手伝い。

弘道館館長の濱崎さんと記念撮影。
 
あらためて「ニワがなければマツリができない」ということを実感いたしました。今回の企画は、本当に多くの皆さんの想いが集まって実現いたしました。無形の想いを集めるには、やはり有形の「依代」が必須。弘道館という庭と建物があってこそ。それが単なる「保存」ではなく生きたカタチで「保全」されていくことが大切。

皆川淇園の開いた学問所を受け継ぐ弘道館は、「過去の文化の蓄積」×「現在の問題意識」→「未来に向けてのあらたな知見」を導き出す方程式。

一年を通して様々な講座が開かれております。来年度の私の講座は「日本の音を吟味する」。素晴らしい講座ばかりですので、講座間で何か連携もできれば面白いとも思っております。