2021.01.02 篠笛通信

新聞にコメント掲載(祭とコロナ)

「中外日報」の新春の特集「コロナ禍に変わる祭礼」の記事でコメントをさせていただきました。早くコロナが収まりますように・・・

祭礼研究者の森田玲氏は「神賑(かみにぎわい)行事の中止で神事の意味を再確認した昨年に対して、今年は神賑行事を意義を考える年となる。氏子崇敬者の中では開催派と中止派で議論が巻き起こるだろう。様々な歌舞音曲など神賑の楽しみは祭の原動力。話し合いの行方が注目される。神事と神賑行事の双方に理解を深めて迎える令和4年の祭こそ、アフターコロナの祭の真の姿が立ち現れてくるはずだ」と推測する。

天神祭の地車講の小西康彦・講元代行 「令和2年はカレンダーの数字だけが独り歩きしているようだった」「生活していく上での活力だから人の営みがある限り祭は廃れない」
大阪天満宮の柳野等・禰宜 「たとえ100分の1の規模でも(今年は)天神祭を行う。宮司以下一同、決心している」